ソーパルメットとは

ソーパルメットとは、北米南部に生息するヤシ科の植物のことです。
1~2mくらいの低木の植物で、葉のかたちがちょうどノコギリのようにギザギザしているため、『ノコギリヤシ』とも呼ばれています。
このソーパルメット(ノコギリヤシ)は、昔から土地の先住民であるインディアンたちに、滋養強壮剤、精力増進剤として食されてきました。
現在では、科学的にソーパルメットの効果が認められ、前立腺肥大症(BPH)の治療として、もしくは、育毛・発毛を目的として、様々な健康食品として活用されるようになっています。
ソーパルメットの育毛効果
まずは薄毛のメカニズムを復習しましょう。
簡単に言うと、テストステロンという男性ホルモンが、毛乳頭や皮脂腺にある5αリダクターゼという変換酵素に結びつくと、テストステロンはジヒドロテストステロン(DHT)という強力なホルモンに変換されます。
このDHTは、テストステロンに比べてホルモン活性が10~30倍も強く、毛母細胞の活動を低下させ、毛根の細胞分裂が不活発になります。結果、髪は十分に成長する前に抜け落ちてしまい、全体的にヘアサイクルが短くなり、薄毛が進行してしまいます。
そのため、DHTをどれだけ抑制できるかに正しい育毛の鍵があります。育毛剤を外部からただ塗っているだけでは、DHTは抑えられず、脱毛の指令を出し続けるのです。
そこで、ソーパルメットの登場です。ソーパルメットは、テストステロンをDHTに変換する酵素『5αリダクターゼ』の働きを抑える効果を持っているのです。
実際、ソーパルメットのエキスを使用した二重盲検法による臨床実験では、4~6週間のあいだに、被験者の約90%に効果が出たことが確認されています。
ソーパルメットの副作用
5αリダクターゼを抑える薬として有名なフィナステリド(プロペシア)が副作用を伴うのに対し、このソーパルメットは、天然の果実エキスであり、男女ともに全く副作用なしに5αリダクターゼを抑えることができます。
また、ソーパルメットには毒性もないことが確認されています。
これまでソーパルメットの継続的な使用者に確認された不具合としては、軽い胃の不調が少数見られたという報告があるにとどまっています。
また、他の薬と併用することによって生じる弊害についても、これまでのところないとされています。
ソーパルメットの正しい服用方法
ソーパルメットを服用するためには、サプリメントを用いるのが最も一般的です。
有名なところでは、よくドラッグストアなどでも見かける小林製菓の栄養補助食品 「ノコギリヤシ」があります。
ただし、育毛目的に用いる場合には、本格的なソーパルメットのサプリメントを服用することをおすすめします。
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